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2025.11.15 2025年度 第3回例会

JACET  教材開発研究会 2025 年度 第 3 回研究会例会 日時: 2025 年 11 月 15 日(土)  19 時~ 20 時 30 分(予定) プログラム Ⅰ 例会発表 テーマ「大学英語教材の現状と課題」           19 時 -20 時 1.  「教育の DX 化に対応した教材開発」                                      三原京     2.  「 AI 支援によるリスニング教材の開発」                             熊井信弘  3. 「授業内短時間練習による英語発話能力向上の可能性」    山崎 健一    4. 「多様性、多文化共生時代のニーズに対応できる教材開発研究」   仲川浩世  5.  「教養課程で用いている英語のテキストに関する考察」   内山八郎   6.  「『課題発見力』を育成する英語教材」                               石川有香    Ⅱ ディスカッション                                  ...

第2回 研究会開催(JACET関西第2回講演会終了後)2025.10.18

日時: 2025年10月18日(土)17:00-18:00 出席:石川・香林・仲川・田中・山内(敬称略、ABC順) 議題 1)講演会まとめ 2)今後の予定(月の真ん中(あたり)の土曜の夜7時開始(30分ー1時間程度)を「予定」) 第3回例会: 11月15日 19時より 第4回例会: 12月13日 19時より 第5回例会: 1月17日 19時より 第6回例会: 2月21日 19時より(支部講演会後) <<次回11月15日の課題>> 情報交換を目的として、参加者おひとり6-7分程度で、使用教材、使用方法、よい点、改善すべき点などについて発表 1)どのような教材を使用していますか? 教材紹介 2)どのような授業を行っていますか? 授業紹介 3)よい点・改善すべき点(失敗点) 今後の教材開発の課題 4)その他、教材開発についての意見など

2025.10.18(土)JACET関西 第2回講演会(オンライン開催)

教材開発研究会担当 JACET関西第2回講演会(オンライン開催) 日時:2025年10月18日(土)15時20分~17時00分  講演会講師:投野由紀夫(東京外国語大学教授) 「私はどのように英語教材を作ってきたか」 Corpus and CEFR approaches toward English teaching materials development 講演概要 私は 1991年に最初の大学用テキストを出版してから30年以上英語教材を大量に作ってきました。その教材デザインの中核は、コーパス言語学的アプローチで追求した「英語力のコア」の特定と「何をどこまで」という範囲の特定でした。2000年以後はそこに CEFR の視点が加わり、CEFR の枠組の何をどこまで利用するか、そのフレームに英語の言語材料をどう入れるか、といった言語材料精選とレベル記述の研究が中心になりました。それらを支えていたのは語彙習得から推移した一連の学習者コーパス研究の成果でした。この講演では自分の30年の経験を振り返りつつ、英語教材開発の大きな枠組の必要性とそれを支える研究の重要性をご一緒に考えたいと思います。 講師略歴 東京外国語大学大学院教授。専門はコーパス言語学・L2語彙習得・英語辞書学・CEFR利用。ランカスター大学で Ph.D.(言語学)。 コーパスを使った英語学習教材としては、辞書(『エースクラウン英和辞典』、『プログレッシブ英和中辞典』)、単語集(『コーパス』シリーズ、『チャンクで英単語』シリーズ)など40点以上を出版。 NHK『100語でスタート! 英会話』(2003-2006年度)、NHKラジオ『基礎英語3』(2016-2020年度)、NHKテレビ『英会話フィーリングリッシュ』(2023-24年度)などの語学番組で、コーパスくんなどのキャラクターでお茶の間にも人気を博した。CEFRの英語教育への応用研究として CEFR-J プロジェクトも中心的に進め、コーパス利用とCEFRを融合した英語学習フレームを構築中。

2025.08.25 第1回講演会・研究会 開催

第1回 講演会・研究会 日時: 2025年8月25日 17時ー19時30分 場所: Zoom オンライン 参加者: 43名 【講演会】17時ー18時 講演 大学生向け英語プレゼンテーション教材開発とその活用 Material Development and Classroom Practice for University-level English Presentations 田口達也(愛知教育大学教授)TAGUCHI,  Tatsuya (Aichi University of Education) 松村優子(近畿大学非常勤講師)MATSUMURA, Yuko (Kindai University) 仲川浩世(大阪女学院大学・短期大学教授)NAKAGAWA,  Hiroyo (Osaka Jogakuin University & Osaka Jogakuin College) 概要 プレゼンテーションスキルの修得は、グローバル化の進展に伴い、必要不可欠なものとなっている。とりわけ大学生にとっては、学術的な内容を英語で発信する力の育成が求められている。こうした背景のもと、本発表者らは、大学生の英語プレゼンテーションに対する意識について、質問紙調査を行った。因子分析の結果、「プレゼンテーションに対する必要性」「実演段階での自信」「準備段階での自信」の3因子が抽出された ( Taguchi et al., 2025 )。しかしながら、英語教育において、どのような理論に基づいてプレゼンテーション教材が開発され、どのような教授法によって指導が行われるべきかについては、いまだ確立された枠組みはない。そこで本発表では、 JACET 教材開発研究会が作成した教材『 Power Presentation (改訂版)』 の開発背景と授業実践を報告するとともに、教材に関する質問紙調査の分析結果を共有し、英語授業における有効な指導法のあり方を探る。 Acquiring presentation skills has become crucial in the context of globalization. Specifically, university students are expected to develop the ability to co...

JACET教材開発研究会 入会フォーム

1)教材開発研究会について 教材とは?(辞書の定義) ・授業や学習に用いる諸種の材料。教科書・副読本・標本などをいう。『デジタル大辞泉』 ・教育の目的を達成するために用いられる文化的素材。教科書が中心であるが、観察用動植物なども含まれ、教具と併称される場合が多い。物質的な基礎を離れて、抽象的な学習内容をさす場合もある。『日本国語大辞典』 JACET(大学英語教育学会)教材開発研究会では、「教材」を広くとらえ、教育・学習の目的や目標を達成するために必要なあらゆる素材とします。 ・日々の授業を効率的に進めるためには、何を、どの順番で、どのように提示するべきか ・教材による教育効果をどのように測ればよいのか ・そもそも日本の大学英語教育では、何を、どう教えるべきか ・デジタル教材と紙の教材をどのように組み合わせるべきか など、教材に関するさまざまな問題を、みんなで一緒に考える研究会です。 2)入会のお誘い  多くの先生方は、英語授業において、様々な工夫を凝らしたタスクやアクティビティを展開されていると思います。時には、ニュースやエッセイなどから新たな教材を作ったり、効果的なe-Learningや、学習の定着を測るためのテストなど、様々な「教材」を開発しておられるのではないでしょうか。  本研究会で、先生方の教材開発実践を共有し、より効果的な教材開発を目指し、共同研究を行いませんか。どの教材のどの部分が、どのように良かったのか、悪かったのか。なぜ、その結果になったのか。どうすればより効果的な教材が開発できるのか、など、実践経験を共有することで、新たな研究の扉が開くこともあります。  また、教材開発実践では、授業実践における先生方のアイディアを体系化し、それを教材として纏め、出版しています。これは、教材を使用される全国の教員に独自のアイディアや自作の文章を発表し、共有することにつながります。教材の企画から出版に至るまでのプロセスやノウハウを体得することは、よりよい授業実践や教授法の開発、また、理論的基盤構築のためにも役立ちます。  関西を中心に活動をしていますが、講演会・研究会は、オンラインを用いて実施しております。参加ご希望の先生は、< こちらのフォーム >からお申し込みください。 2021年3月までの活動記録は< こちら >

JACET 教材開発研究会の研究会成果 出版紹介

本研究会では、英語教育の現場で求められるスキルについて調査研究を重ね、教材開発を実施してきました。 研究会で出版した教材を一部ご紹介します。    1. Dynamic Reading. Macmillan Language House. 1996.      Target skill: Reading   2. Words to the World. 松柏社. 1998.      Target skill: Reading, Communicative abilities   3. Different Countries, Different Ways. 南雲堂. 1999.      Target skill: Cross-cultural communication   4. Controversial Issues. Asahi Press. 2002.      Target skill: Critical thinking, Writing   5. Cyber English. 北星堂. 2003.      Target skill: E-mail, Computer literacy   6. Power Presentation . 三修社. 2005.      Target skill: Presentation skills   7. Technical Skills for Extensive and Intensive Reading . 英宝社. 2010.      Target skill: Extensive & Intensive reading   8. 『連想バブルで覚えるボキャブラリー』 . 英潮社フェニックス. 2011.      Target skill: Vocabulary building   9. 『 参加して学ぶ総合英語 』 . 成美堂 . 2014      Target skill: Reading/Listening/Writing/Speaking   10. 『 CNN Short News for Lis...